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History

歴史

全米オープン開催内定の時期に所有者が移動

2011年には全米アマが開催されている(写真/Grtty Images)

話が少し横道にそれたが、同GCがあるウィスコンシン州の地元メディア・ジャーナルセンチネルのニュースをベースにエリンヒルズの歴史をひもといてみよう。

2001年、ケトル・モレーン(氷堆積地帯)にあった土地の所有者でありデラフィールドのビジネスマンだった「ボブ」ことロベルト・アレン・ラングがコース作りに着手。デザイナーや建築家とトラブルがあったり、クラブハウスにもこだわった結果、約3億円かかるなど紆余(うよ)曲折のうえ、2006年8月1日、パブリックでのオープンにこぎつけた。

未完成ながらもゴルファーの反響はよく、2008年全米女子アマチュアパブリックリンクス選手権の開催コースに選出。ラングの友人が知り合いだったUSGAの関係者にコースを紹介したところ、評判は上々だった。というのもUSGAは、2003年(イリノイ州/オリンピアフィールズCC)以来となる中西部での全米オープン開催コースを探していたからだ。

2008年2月、USGAはラングに電話をし、2011年の全米アマチュア選手権をエリンヒルズで行うことを告げた。全米オープン開催コースでしかアマチュア選手権はやらないというのが、暗黙のルール。つまり、全米オープン開催へ大きく前進を遂げた瞬間だった。一方でUSGA側はコースの改修も要求し、ラングは約3億円を銀行から借り入れ、さらに追加で2億円を借入。土地を購入する際も約2億5000万円を借りていたラングは資金繰りに困り金策に走ったが、望みがあった現オーナーとなる資産運用会社のアンディ・ジーグラーからは「100パーセント自分のものにならなければ投資はしない」という回答だった。

ラングは悩みに悩んだが、このままでは銀行に没収されてしまうこともあり2009年10月、ジーグラーに約10億円で売却。エリンヒルズでの全米オープン開催が発表されたのは2010年6月16日だったが、USGA内で決定したのはその8カ月前、いわゆるラングからジーグラーに所有権が移ったころだった。

この件に関し、ジーグラーは次のように語っている。

「私はこう考える。ボブはエリンヒルズの最初の管理者であり、私が現在の管理者であり、将来はまた誰かが管理者になるだろう。きっとラングは、会場のどこかでエリンヒルズを見守っているだろう」

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