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U.S. Open 2016 June 16 thu - 19 sun

全米オープン特集期間:2016年6月16日-6月19日 場所:オークモントCC(ペンシルベニア)

David Cannon/Getty Images

HISTORY

ヒストリー

「自分のゴルフにおいて、すべてをコントロールした人が勝つ舞台」

5月2、3日にラウンドを行ったジョーダン・スピースも、オークモントCCのタフさを実感した 写真・Getty Images

「ここで行われる全米オープンに勝てば、自身のキャリアを前に進めることができるだろう。たとえればゴルフにおける一番難しいテストを克服した、ということになりますから」

 2016年5月3、4日、昨年の全米オープンを制しディフェンディングチャンピオンとして臨むジョーダン・スピースが、オークモントCCで練習ラウンドをした際に発したコメントだ。

 過去8回、全米オープンの舞台となっているオークモントCC。コースの歴史は後述するとして、全米オープンの激闘を振り返ると大会のたびに不思議なドラマが生まれてきた。

 1953年、4年前の瀕死の自動車事故からベン・ホーガンが不死鳥のようによみがえった。

 1962年、プロ入りしたばかりの「ルーキー」ジャック・ニクラスが、全米オープンで初勝利を飾った。

 1972年は「ミラクル・ミラー」が誕生。過酷な戦いといわれる全米オープンにおいて、最終日に「63」という驚異的なスコアで優勝を飾った。

 1983年、22歳で初めてクラブを握った脱サラゴルファーのラリー・ネルソンが、この大舞台で「新帝王」トム・ワトソンを下した。

 1994年の優勝者は、ローレン・ロバーツ、コリン・モンゴメリーとのプレーオフを制したアーニー・エルス。米ツアーに本格参戦し始めたばかりのエルスは、この勝利をきっかけに大きく羽ばたいた。

 2007年、アンヘル・カブレラがアルゼンチン人としては40年ぶり2人目となるメジャーチャンピオンに君臨した。

「ここは予測不可能なボールの弾み方などしない。自分のゴルフにおいて、すべてをコントロールした選手が今年の全米オープンで勝つでしょう」

 スピースがいうように、タフだけどフェアなコース。米国でもっとも難しいといわれる一つのオークモントCCが生み出した勝者だからこそ、余計にドラマチックな結末を迎えるのかもしれない。

オークモントCCと全米オープン
開催年 優勝者 スコア
1927年 トミー・アーマー +13(301)
1935年 サム・パークスJr. +11(299)
1953年 ベン・ホーガン −5(283)
1962年 ジャック・二クラス −1(283)
1973年 ジョニー・ミラー −5(279)
1983年 ラリー・ネルソン −4(280)
1994年 アーニー・エルス −5(279)
2007年 アンヘル・カブレラ +5(285)

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